3歳よりピアノを始め、13歳より打楽器を、20歳よりマリンバを演奏。
桐朋学園大学音楽学部打楽器科を首席で卒業し読売新人演奏会にて演奏後、ベルギー政府特別奨学金の
資格を得て留学。ベルギーにてブリュッセル、アントワープ両王立音楽院、各打楽器科を首席で卒業。
フランス・パリ市立音楽院のソロスペシャリゼーションコースを優秀な成績で終了。
卒業後6年間、欧州においてクラシック打楽器奏者としてフリーランス活動を続けベルギー放送交響楽団等、オーケストラと協奏曲をソリストとして共演する他、多数のコンクールにて優秀な成績を収める。
「テヌート2000音楽コンクール(ベルギー)」にて最高位、ベルギー著作権協会賞も重ねて受賞。
「トロンプ2000国際音楽コンクール(オランダ)」にて第3位を獲得。
「第3回世界マリンバコンクール(ドイツ)」にて第2位を受賞。この他にも数々のコンクールに入賞。
同時にマリンバでのソロコンサート活動をスタートし、これまでに欧米世界12カ国で演奏を行う。
2003年にヨーロッパ活動に区切りをつけ帰国、ヤマハと世界に1台のMIDIマリンバ「EMP」を開発。世界初のEMP奏者としてさらなる独自の音楽表現手段を獲得しFUJI ROCKフェスティバル’03に出演するなど注目を集める中、アルバム「INFINITY」でメジャーデビュー。現在までにソニー・ミュージック・ジャパン・インターナショナルより5枚のアルバム、自身のレーベルより2枚のアルバムをリリース。
また中国全土にて放映されたオリンパスの商品TVCMに、SINSKE作曲の「Nothing To Lose」が抜擢
され、同時に同曲はテレビ東京『突撃!イドバタ7!』のタイアップも決定し楽曲使用された。
tv asahi系列「題名のない音楽会」等のテレビ番組を始め新聞、ラジオ、雑誌など各メディアにも
たびたび取り上げられ、「No Border, Keep Going」をモットーにジャズ、ポップス、クラシック、
現代音楽など幅広いフィールドにおいて、多彩なプロジェクトをプロデュースし全国のクラシックコンサートホール、ライブハウスにて喝采を浴びている。
近年は、ソロ活動と平行して尺八演奏家「藤原道山」や女性マリンバ奏者「三村奈々恵」とのデュオ活動にも精力的に取り組み全国でチケットが完売するなど話題を呼んでいる。
また海外での活動にも力を入れ、キューバ、ベルギー等から集まった各国の打楽器奏者達とのアフリカ遠征&レコーディング、ニューヨーク在住の彫刻を中心に。多岐に渡る活動を続ける吉野美奈子氏と復興支援イベントをニューヨークで行うなど発信を続けている。
後進の指導にもあたり、楽器未経験者を対象とした誰にでも手軽にマリンバの楽しさや演奏が体験、実感、出来るマリンバのワークショップやアメリカ、シカゴにて行われた「Zeltsman marimba Festival」にて招待演奏及びマスタークラスの講師を務めるなど活動は多岐に渡る。
安倍圭子、赤松敏弘、Eric Sammut、Bart Quartier、Emmanuel Segourneにマリンバを師事。(各敬称略)